FF冒険日誌39

むか〜しむかし、あるところにぽじどんという若者がおったそうじゃ。
ぽじどんは首長族の出で、革細工を生業としておったそうじゃ。

ある日のこと、ぽじどんはさんどりあにでかけていきよった。
実は、ぽじどんはお金に困っておったんじゃ。
高いわらじと笠を衝動買いしてしまったせいじゃ。
村の長者のげんきどんからの借金も二十万ぎるを越えておった。
そこで借金を返すべく、さんどりあの革細工ぎるどに出稼ぎにやってきたというわけなんじゃ。

ぽじどんの仕事は市場から雄羊の毛皮と蜜蝋、呉服屋かられざーべすとを買ってきてくいるぶぅいを作り、ぎるどに納めるというものじゃ。
さんどりあに着いたぽじどんはさっそく仕事に取り掛かったんじゃ。

そりゃあもう作った作った。
なめし革の出来る時間を惜しんで、歩きながらなめし革を作るほどの仕事振りじゃった。

あるとき、ぽじどんが仕事に励んでおると、げんきどんが話し掛けてきたんじゃ。
単純な仕事に疲れてきていたぽじどんは話し相手が出来たことに喜んで、いろいろ話をしながら仕事を続けておった。
話の中でげんきどんがこんなことを言っておった。
「らびっとまんとは必要すきるが低いから、はいくぉりてぃ品ができやすいぞ」

ぽじどんはなるほどと思い、市場にらびっとまんと+1の値段を見に行ったんじゃ。
そしたらなんと四千ぎるで取引されておった。
これなら十枚に一枚できれば損はしないとぽじどんは思ったんじゃ。

そこでぽじどんは試しに十枚作ってみることにしたんじゃ。
するとどうじゃろう、三枚もらびっとまんと+1ができおった。
嬉しくなったぽじどんは、ぎるどと市場にある野兎の毛皮を全部使ってらびっとまんとを作ったんじゃ。
全部で四十枚ほども作ったじゃろうか。
最後の一枚を作り終わったとき、ぽじどんの手元には八枚のらびっとまんと+1ができあがっておった。

さあ、あとは売るだけじゃ。
ぽじどんは勢い込んでじゅのの市場にでかけていったんじゃ。

ところがこれがさっぱり売れなかったんじゃ。
ぽじどんは重要なことを見逃しておったんじゃな。
確かに四千ギルで取引されてはおるものの、実は取引数がとても少なかったんじゃ。
ひと月にひとつ売れるかどうかというありさまだったそうじゃ。

仕方なくぽじどんはさんどりあに戻って、くいるぶぅい作りを続けたそうな。
そして借金を返し終えた今になっても、相変わらずぽじどんのたんすにはらびっとまんと+1が八枚揃って入っておるそうじゃ。


保護者の方へ
ぽじどんの失敗の原因は何か、お子様と一緒に考えてみましょう。